広蔵(クァンジャン)市場で本物の韓国えごま油・ごま油を買う — 搾りたての香りを瓶に詰めて
⚠️ ご注意
価格・容量・英語対応・営業時間・定休日は搾油所ごとに、また同じお店でも季節やごまの相場・産地によってよく変わります。この記事の数字はすべて参考用で変動する可能性があるので、訪問前に地図アプリ(NAVERマップ・カカオマップ)で営業を確認し、価格は現場で直接尋ねてください。広蔵市場は週末や昼どき(12〜14時)にとても混み、人気店では行列ができることもあります。最近、一部の市場では過剰請求の指摘もあったので、表示価格を先に確認してから支払う習慣をつけると安心です。
⏱️ 30秒まとめ — これだけ覚えて!
🫗 概要 → 搾油所で焙煎したての種をその場で搾る新鮮な油
🌰 ごま油 → 香ばしく香りが強い · ビビンバやナムルなど「仕上げ」用
🌿 えごま油 → 穏やかな草の香り · オメガ3が豊富 · 炒め物やスープに好相性
🔥 方式 → 焙煎搾り(香り強め)と生搾り(穏やかで栄養を保持)の2種類
🇰🇷 産地 → 国産は香りが濃く高め · 輸入は安め(必ず尋ねて)
💰 価格 → 国産300mlでおよそ2〜3万ウォン、小瓶・輸入はより安め(現場で確認)
✈️ コツ → 100ml小瓶+緩衝包装を頼めば機内・預け荷物でも安全
📍 場所 → 広蔵・中部(チュンブ)市場(鍾路5街・乙支路4街エリア)に搾油所が集中
1. 🫗 搾油所(バンガガン)って何? — 油を「搾る」お店
搾油所は、ごまやえごまを焙煎してその場で押して(圧搾して)油を搾る伝統的なお店です。瓶詰めの完成品だけを売るのではなく、注文すると目の前で焙煎して搾ってくれるところも多く、香りが生きた油を買えます。古い鉄製の圧搾機から黄金色の油がゆっくり流れ出る様子は、それ自体が見どころです。機械が動く香ばしい匂いをたどれば、搾油所はすぐ見つかります。希望すれば自分でごまを買って持ち込み、搾ってもらうこともできますが、これは旅行者よりも地元の常連さんがよく使う方法です(後ほど説明します)。
2. 🌰🌿 ごま油 vs えごま油 — 何が違う?
韓国の油の初心者が最も混同しやすい2つです。簡単に分けると:
ごま油(チャムギルム): 香りが濃く香ばしい。長く加熱するより、**料理の最後にひと回しして香りを添える「仕上げの油」**です。ビビンバ、ナムル和え、麺、餃子のタレに数滴で一気に引き立ちます。
えごま油(トゥルギルム): 草の香りが穏やかで、どっしりとしています。植物性のオメガ3(ALA)が豊富で、健康を重視する消費者に人気があり、ナムル炒め・チヂミ・スープ・焼き海苔によく合います。ただしオメガ3が多い分、酸化(劣化)に敏感なので、開封後は冷蔵保存がおすすめです。
初めてなら両方を小瓶で買って、料理ごとに使い比べてみてください。味がはっきり違います。
3. 🔥 焙煎搾り vs 生搾り — 香りか、まろやかさか
同じごま油でも、搾り方によって香りと栄養が変わります。
焙煎搾り(焙煎してから圧搾): 種を焙煎してから押して搾ります。焙煎の過程で、私たちがよく知る濃く力強い香ばしい香りが強く生まれます。
生搾り(無焙煎圧搾/「生ごま油」): 焙煎せずに搾ります。香りは穏やかですが、熱による損傷が少なく、栄養成分を比較的よく保つ方式です。
一つ覚えておきたいのは、油の酸化(劣化)スピードは搾り方よりも**保存環境(光・酸素・温度・瓶の状態)**の影響のほうがずっと大きいということ。どちらの方式でも、開封後は光の当たらない涼しい場所(えごま油は冷蔵)に置き、早めに使い切るのが良いです。伝統市場の搾油所はほとんどが香りの強い焙煎搾りです。贈り物・香り重視なら焙煎搾り、まろやかな味と栄養保持を求めるなら生搾りを尋ねてみてください。
4. 🇰🇷 国産 vs 輸入 — 産地は必ず尋ねて
価格差のカギは原料の産地です。
国産の種: 最も香りが濃く風味が強い。ただし値段は高めです。
輸入の種: アフリカ(タンザニア・スーダン・エチオピアなど)・中国・インド産などがあります。ずっと安いですが、香りと風味は国産より穏やかな傾向です。(インド産は少し苦みがあるとも言われます。)
「国産ですか?」と尋ねれば、たいてい教えてくれます。国産の種は一般的に輸入より価格が高いので、安すぎる「国産」は念のため確認を。その場で搾る工程を直接見られるお店は、鮮度を確認しやすいです。
5. 💰 価格と容量 — いくらぐらい?
価格は産地(国産/輸入)・容量・搾り方によって差が大きいです。だいたいの感覚(参考用・変動あり)はこんな感じです。
旅行用の小瓶(約100ml): 気軽に複数買えるサイズ — 配る贈り物用に人気
贈答用の300〜500ml瓶: 搾りたての国産ごま油でおよそ2〜3万ウォン、輸入・普及品はそれより安め
ごま油+えごま油セット: 2〜3本セットの贈答品も多いです
日本を含む海外では同じ量がより高く売られることが多いため、韓国の搾油所の価格は比較的お得に感じられます。とはいえ正確な金額はお店や季節で異なるので、必ず現場で確認し、支払い前に表示価格を見ることをお忘れなく。
6. 📍 どこへ行く — 広蔵市場と周辺
広蔵市場(Gwangjang Market)は地下鉄1号線・鍾路5街(チョンノオガ)駅(8・9番出口)のすぐそば。2・5号線の乙支路4街(ウルチロサガ)駅からも近いです。市場の中と、乙支路4街・芳山(バンサン)市場・中部市場へと続く路地に、搾油所や油・乾物のお店がいくつも集まっています。
観光客でにぎわうグルメ通り(麻薬キンパ・チヂミの通り)よりも、市場の端や、油・乾物店が集まる区域に搾油所が多いので、そちら側を見て回ってください。一つのお店にこだわるより、数軒で香りを比べて、気に入ったお店で買うのがおすすめです。
営業時間: 市場全体はおおむね午前8時30分〜午後6時(店ごとに異なる)。搾油所は午後早めに圧搾を締め切るところもあるので、午前〜昼過ぎの訪問が安全です。
空いている時間: 月曜は開いている店が少なめ、昼どき(12〜14時)と週末はとても混みます。平日の午前が最もゆったりしています。
7. 🏪 近くの知られた搾油所・油店
特定のお店を保証するものではありませんが、旅行者や地元客によく挙げられるお店を参考にご紹介します。(価格・営業・定休日は変わる可能性があるので、訪問前に地図アプリや電話で必ずご確認ください。)
忠北製油所(チュンブク・チェユソ/中部市場内): 広蔵市場から歩いて行ける中部市場(中区)の中にあります。国産の種を低温でじっくり焙煎してその場で圧搾する方式で知られ、店主は「低温でゆっくり焙煎してこそ香りが長く続く」と説明しています。SNSやYouTubeの口コミで、日本人観光客に人気のお店として知られており、搾りたての香りを体験するのにぴったりです。
海東油店(ヘドン・ギルムジプ/鍾路・独立門): 55年の伝統を持つ油店で、お客さんが持ち込んだ種を洗って焙煎し搾ってくれる方式も行っています。ごま油・えごま油・すりごま塩を扱います。場所は広蔵市場から少し離れた**独立門(トンニムムン)駅のあたり(鍾路区トンイルロ)**なので、西大門・独立門の予定と組み合わせると良いです。
このほかにも広蔵・中部・芳山市場の路地には古い搾油所がいくつもあります。最も信頼できるのは、やはりその場で搾る工程を目で見られるお店です。
💡 香りを比べてみて。 搾油所ごとに焙煎の度合いや搾り方が少しずつ違うので、香りも微妙に異なります。購入前に瓶の蓋を開けて香りをかげるか尋ねると比べやすく、自分に一番合うごま油やえごま油を選べます。
8. 🎁 贈り物として買う — 包装をお願いする
油は韓国旅行の贈り物として人気です。ほとんどの搾油所が贈答用の箱包装をしてくれ、飛行機での持ち込みのためにビニール密封+緩衝材(プチプチ・新聞紙)包装をお願いすると、しっかり包んでくれます。外国人客が増えたことで、簡単な日本語・英語の案内を掲示するお店も多くなりました。複数の人に配るなら、大瓶1本より小瓶を複数のほうが実用的です。
9. 🌾 (上級)ごまを持ち込んで搾る — 地元流の方法
韓国に知人がいたり長く滞在したりする場合、ごまを買って搾油所に持ち込み搾ってもらう方法もあります。この場合は油代ではなく圧搾の手間賃(工賃)を払います — 工賃は量と地域によって変わります(おおむね1万5千〜4万ウォン程度)。量が多いと1〜2時間かかることもあり、重いのでスーツケースがあると便利です。待ち状況は訪問前に電話で確認するのがおすすめ。旅行者には完成品の購入のほうがずっと手軽ですが、「こんな方法もあるんだ」と知っておくと面白いです。
10. 🧳 保存と持ち帰りのコツ — 安全に持ち帰る
飛行機: 液体なので、機内持ち込みは100ml以下の容器に入れ、1リットルの透明ジッパー袋の規定を満たす必要があります。大瓶は預け荷物に入れ、漏れ防止にジッパー袋でもう一度包みましょう。
保存: ごま油は涼しく暗い場所に、えごま油は開封後は冷蔵保存が良いです(オメガ3が多く劣化しやすいため)。
鮮度: 搾りたての油は少し温かいうちが最も香りが良いです。特にえごま油は鮮度が大切なので、旅行の最終日に購入する人が多いです。
量の調整: 新鮮な油は長く保存するより、できるだけ早く使うのが良いです(開封後3〜6か月以内が目安)。
❓ 外国人からよくある質問(FAQ)
Q. 韓国語ができなくても買えますか? はい。瓶を指さして、種類とサイズを身ぶりと簡単な英語で伝えれば大丈夫です。外国人客に慣れたお店が多く、英語・日本語の案内を掲示する店もあります。
Q. ごま油とえごま油、どちらを買うべき? 初めてなら両方を小瓶で。ごま油は香りづけの仕上げ用、えごま油は炒め物や健康志向向けです。
Q. 国産はずっと高いですが、その価値はありますか? 一般的に国産原料の製品のほうが風味が濃いと評価されますが、個人の好みによります。贈り物や特別な料理には国産、日常の調理には輸入と使い分ける人も多いです。
Q. 飛行機に持って行けますか? 大瓶は預け荷物へ。機内に持ち込むなら、100ml以下の容器に入れ、1リットルの透明ジッパー袋の規定を満たす必要があります。規定は航空会社・空港で再確認してください。
Q. カードは使えますか? ほとんどの店でカードが使えますが、一部の小規模店は現金を好むこともあります。少額の現金を持っておくと安心です。
Q. ごま油・えごま油はどれくらい保ちますか? 長期保存より、新鮮な油は開封後3〜6か月以内に使うのがおすすめです。新鮮なほど、香りが生きているうちに早めに使うと良いです。
Q. えごま油はなぜ冷蔵保存するのですか? えごま油はオメガ3(ALA)が多く、常温では酸化に敏感です。そのため開封後は冷蔵すると鮮度をより長く保てます。
Q. ヴィーガン(ビーガン)の食事にも使えますか? はい。ごま油もえごま油も植物性のオイルなので、ヴィーガンの食事にも使えます。
Q. Tax Free(免税)はできますか? 一部の店ではTax Freeが可能ですが、多くの伝統市場の搾油所では適用されないことがあります。必要な場合は購入前に店に尋ねてみてください。
Q. 過剰請求や偽物が心配です。 まず表示価格を確認し、その場で搾る工程を目で見られるお店で買いましょう。産地を尋ね、安すぎる「国産」は念のため確認すると安全です。
🗣️ お店で使える英語フレーズ
"Do you press it fresh here?"(ここで搾りたてを搾ってくれますか?)
"Is this domestic (Korean) sesame?"(これは国産のごまですか?)
"I'll take one small bottle, please."(小瓶を1本ください。)
"Can you wrap it well for a flight?"(飛行機用にしっかり包んでもらえますか?)
✅ クイックチェックリスト
ごま油/えごま油のどちらにするか決めましたか?
焙煎搾り(香り)・生搾り(まろやか)の好みを考えましたか?
産地(国産/輸入)と価格を現場で確認しましたか?
容量(旅行用小瓶/贈答用大瓶)を選びましたか?
飛行機用の緩衝・密封包装をお願いしましたか?
少額の現金を用意しましたか?(多くはカード可、一部は現金を好む)
えごま油は冷蔵保存が必要なこと、覚えていますか?
🟦 JoyStoria 運営チームがまとめたガイドです。
📅 作成基準:2026年 · ⚠️ 料金・英語対応・情報・営業は、シーズン・店舗・支店ごとに変わることがあります。
JoyStoria は特定の店舗を保証するものではありません。訪問・購入の前に、各搾油所・市場店舗の案内と地図アプリで最新情報を必ずご確認ください。油は液体のため航空持ち込み規定があります。容量・包装の基準は航空会社と空港の保安規定で再確認されることをおすすめします。
